インプラント
インプラントとは
インプラントは、歯のない部分の顎の骨の中に人工歯根(インプラント体)を埋入して歯の根を作り、その上から人工歯を被せて噛み合わせを回復する治療法です。歯の根元から回復するので、天然歯に近い嚙み心地があります。また、他の歯を削ったり金具で止めることはありませんので、自然で美しく仕上がります。インプラントを入れることでお口全体の歯を守れ、1本から全ての歯まで対応できます。メンテナンスをきちんと行えば長持ちし、むし歯や歯周病の予防にもつながりますので全身の健康に寄与します。
インプラント治療について
- インプラント手術は安全なの?
- 手術中の痛みや出血が怖い
- 手術後の痛みや腫れが心配
このような問題でインプラントは怖い治療だと思っていませんか。確かに、一昔前は大掛かりな手術が必要であり術中のリスクもありましたが、今は事前の診査・診断を大切にしてリスクを考え、一人ひとりに合わせた手術を行います。手術体制に力を注ぎ環境を構築して、リスクをふまえたインプラント治療を提供します。
当院のインプラント手術
インプラントで重視することは治療の安全性です。CTを使った診査・診断、リスクを考えた手術、術後のアフターケアに至るまで、安全性を意識しながら進めます。
専門の歯科医師と連携した手術
事前に診査・診断を行い、インプラント手術の方針を確定します。難症例の場合は、専門の医師が当院で実施します。遠方までわざわざ足を運ぶ必要はありません。術後の抜糸から人工歯の装着、メンテナンスまで責任をもって対応いたします。
CTを使った診断
インプラントは、顎の骨の状態に大きく左右される治療です。レントゲン写真だけで判断すると、思わぬトラブルを引き起こしかねません。事前にCT撮影を行ってお口全体や骨の状態を把握します。撮影画像をコンピュータに取り込んでシミュレーションすることで、骨の状態に合わせた手術を行えます。
不安を取り除くカウンセリング
インプラント治療で一番大切なことは、治療前の説明で不安や疑問を取り除くことです。カウンセリングでは印刷した資料や模型をお見せしながら、インプラント治療の流れをわかりやすく説明いたします。模型で治療後のイメージが掴みやすくなると思います。疑問やわからないことがありましたら、遠慮なく質問してください。ご納得いただけるまできちんと説明いたします。
インプラントを長持ちさせるアフターケア
インプラントを長く使うには、治療を終えてからのメンテナンスが重要です。当院では、治療を始める前に口腔ケアの大切さを説明し、数ヶ月に一度のメンテナンスをおすすめしています。
長期間使い続けると、歯ブラシで落とせない汚れが溜まります。ひどくなるとインプラント体周辺の歯ぐきに炎症が起きるインプラント歯周炎になります。定期的にメンテナンスを受けてお口の中の汚れをコントロールすることでお口全体の環境が整い、より長く使えるようになります。。通院しやすいサイクルで結構ですので、定期的にメンテナンスを受けて長持ちさせましょう。