充実した治療設備
充実した治療設備
CT診断システム
CTとは、Computed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略で、X線を利用した断層撮影装置です。CT診断はインプラント手術における重要な診断の一つで、骨の厚みや深さ、血管や神経を把握し、シミュレーションを行えます。
レントゲンとの大きな違いは情報量です。レントゲンは一つの情報に対して一方向からしか撮影できませんが、CTは被写体に対して360度ぐるりと撮影が可能です。撮影した画像をコンピュータに取り込み、モニター上に三次元で再現できるため、様々な角度から口腔内を確認して診断と治療計画に反映できます。
デジタルレントゲン
現像式のレントゲンに比べると被ばく量が最大で10分の1と抑えられる、患者さまの身体に優しいシステムです。撮影した画像はコンピューターに転送してモニターで確認でき、鮮明な画像で軟組織や歯の根・骨の状態を把握できます。デジタルレントゲンの導入により撮影から診断までを素早く行えて診断につなげられるようになりました。
患者さまにふさわしい治療を行うための設備
ライトタッチレーザー
イスラエル製のレーザー治療器です。大きな特長は、国際特許技術LIHSハイドロカットシステムを取り入れている点です。このシステムはレーザーの熱が水の分子に一瞬で吸収するので、歯や歯周組織の負担が緩和します。レーザー照射時にマイナスイオンを発生し、従来のレーザーの概念を覆すほどの殺菌力で細胞の活性化を促します。歯周ポケット内の殺菌や、膿の切開に活用でき、患者さまの負担が軽減します。
炭酸ガスレーザー(Co2レーザー)
レーザー装置はいくつか種類がありますが、そのうちの一つCo2レーザーを導入しています。Co2レーザーは歯ぐきや粘膜の切開や止血による組織の負担を緩和し、痛みや腫れが生じにくい治療が可能です。歯ぐきや粘膜の切開や止血、根管治療、歯周病・口内炎の治療、傷口の消毒、知覚過敏や顎関節症などの治療に使用し、炎症や痛みの軽減、傷口の殺菌・治癒力の促進、止血、組織の活性化の効果が期待できます。
拡大鏡
拡大鏡は歯を拡大してみる眼鏡のような双眼鏡です。拡大鏡を使うことで、肉眼で見落としてしまうような歯の傷や根の先がはっきりわかり、むし歯の取り残しを防げます。むし歯治療から根管治療、審美治療までと幅広い治療が可能です。
ダイアグノデント(光学式う蝕検出装置)
レーザーでむし歯を検知する装置です。歯に直接装置を当てるとレーザー光がむし歯に感染した部分に反応して信号を発します。それを数値化してむし歯の状態を調べます。レントゲンなどと併せて診断します。
エアフロー
ウォータースプレーを歯に吹きつけて着色汚れを落とす器具です。ノズルの先から出る微粒子パウダー入りのウォータースプレーを吹き付けると、スケーリングやPMTCでは除去できない着色汚れやたばこのヤニを吹き飛ばしてキレイにします。
超音波スケーラー(ピエゾン)
1分間に約25,000~40,000回振動する超高速振動のスケーラーです。PMTCやスケーリング時に使用し、スケーラーの高速振動で歯石を破砕して除去します。無理な力を加えず除去できるので、歯の表面や歯肉を傷めず処置できます。
Wave One System
歯科用根管拡大装置を中心に構成された根管治療専用機器です。従来の治療と比較して治療手順を簡略化できるため、治療時間や治療回数を減らすことができます。
感染対策を考えた院内設備
殺菌水
当院では、院内感染予防対策として使用する水を電気分解し、電解中性殺菌水を生成する「エピオスエコシステム」を導入しています。
歯科の給水ユニットは、水系チューブの変質や血液逆流などが原因で発生する細菌や微生物に汚染される可能性があるため、給水ユニット内、ユニット吐水の残留塩素濃度を保ち、衛生的な歯科除菌水で連続殺菌治療を可能にしたエピオスエコシステムで感染予防対策を行っています。
- 院内のコップの水、手洗い、歯を削るタービンから出る水など、全ての場所で殺菌水を使用しています。
- あらゆる細菌・ウィルス(MRSA・肝炎・エイズなど)の殺菌に効果が期待できます。
- 電解中性殺菌水は、高純度の塩と超純水だけを電気分解して生成しているので、余計なものは含まれておりません。