入れ歯
痛みを考えたしっかり噛める入れ歯
- 食事をする時、痛くて噛めない
- 食べカスが入れ歯と歯ぐきの間に入って痛い
- 入れ歯が浮いているような感じがする
このように、今お使いの入れ歯で不便に感じていることはありませんか。合わない入れ歯を使い続けていると、噛み合わせが悪くなるばかりか、歯ぐきに炎症が生じて顎関節に負担がかかります。痛みがあると食べ物をしっかり噛めなくなり、胃腸や内臓に負担がかかって消化不良を起こしかねません。当院では、痛みに配慮したしっかり噛める入れ歯作りを心がけています。お使いの入れ歯でお悩みの方は、一度当院までご相談ください。
調整が重要。修正を重ねて使える入れ歯に!
入れ歯は、歯型の採取から製作まで一つひとつの工程を時間をかけてじっくり行います。快適な入れ歯に仕上げるには「調整」が欠かせません。
よく患者さまにお話ししますが、足を失った方が義足を作ってもその日からすぐ走れるわけではありません。実際に使ってみて、足に強く当たったり痛いところがあれば微調整を繰り返すことで歩けるようになります。入れ歯も同じこと。何回も調整を重ねて快適に使えるようにします。ゆっくり慣らしていきましょう。
お口の中を触り、骨の状態をチェック!
尖っている部分に粘膜が覆い被さっていると、入れ歯を装着した時に強く当たって痛みが出ます。そこで、歯ぐきや粘膜の状態を触診し、必ず骨の状態を確認します。もし尖っている部分があれば、そこに強く当たらないように入れ歯を削って調整します。できるだけ1~2回ですむように調整しますが、それでも痛みがある場合は違和感がなくなるまで調整します。入れ歯は使っていただくことが大切だと考えていますので、遠慮なくご相談ください。
当院の入れ歯メニュー
ノンクラスプデンチャーやシリコンデンチャーは、ソフトで柔軟性がある素材を使っているので、歯ぐきに吸い付くように吸着します。また、噛んだ時の力を吸収するため痛みが緩和されます。その他に複数の種類をご用意していますので、ご要望に応じてお選びいただけます。
バルプラスト(ノンクラスプデンチャー)
ナイロン樹脂を使った目立たない入れ歯で、軽くて薄く曲げても折れたり割れません。柔軟性・弾力性があり、歯ぐきに吸い付くように吸着してしっかり噛めます。歯ぐきと同じ肌色で金属を一切使用しないので、審美性があり目立ちにくい特徴があります。金属アレルギーがある方もお使いいただけます。
- <バルプラストはこんな方におすすめ>
- 初めて入れ歯を作る
- 今お使いの入れ歯で満足できない
- 金具を固定させるために、残っている歯を削りたくない
- インプラントにしたくない、あるいはできない
- 目立ちにくい入れ歯を作りたい
シリコンデンチャー
顎と密着する床部分に生体シリコンを使った入れ歯です。クッション性があるので、歯ぐきに優しく噛んだ時の力を吸収します。吸い付くように上顎に吸着するので、ずれやがたつきが緩和され、しっかり噛みしめられます。お使いの入れ歯にシリコンを覆い、リフォームすることも可能です。
金属床
床部分に金属を使った入れ歯です。丈夫で耐久性に優れています。熱伝導率があり温度が伝わりやすいので料理の熱さや冷たさを感じやすく、食べ物の風味を損なわず美味しくいただけます。金属の素材は、チタンやゴールド、コバルトクロムなどあります。
マグネットデンチャー
磁石を利用した入れ歯です。残っている歯に小型の磁石を埋入し、その上から磁石のついた入れ歯を装着します。磁力で入れ歯を固定させる方法を用い、ずれやガタツキを防ぐ構造になっています。また、他の歯に負担がかかりにくく長持ちです。
プラスチック義歯
保険でお作りするプラスチックの入れ歯です。きちんと調整すれば日常生活に支障なくお使いいただけます。